【書評】サンタツの最新号、役に立たない愛おしいさ。東京に生まれて良かった♪( ´θ`)ノ『散歩の達人2017年4月号東京ディープ案内』
こんばんは、じょんじです。
久々にサンタツ(散歩の達人)を買いました。通常号の「エリア別」、にはなかなか触手が伸びなかったのですが、今月号は「東京ディープ案内」。いかにも「泉麻人」臭がして手にとってみたら、案の定お出ましです。
特集はじめ、全体を通して期待通りの「ずれ方」。『ことりっぷ』なんかの正統派おしゃれガイドと雰囲気は似てますが、35度くらい内容がずれている感じです。
巻頭は、ディープな東京の街をランキング形式で紹介。このあたりは、比較的ベタ。その後はやりたいこと責めのテーマ選定でささります。
純喫茶、町中華、銭湯、センベロ、下町の建築などなど。生きていく上で何一つ役に立たないとまではいわないですが、潤いを与えてくれる東京トリビア(古い。。)の宝庫です。
個性的書店の対談がよかったなー。確かに精神安定剤なんですよね、書店て。能町さんの地図の気になるポイントもわかるなー、とか。拾い読み5分で柔らかい気持ちになります。
明るすぎない地下鉄で読むのに向いてます。まずは書店の店頭で。