地理本ジャーナル

地理、鉄道、道路、地形、山、たまに政治経済。の周辺をとにかく紹介していくブログです。

【鉄道】地下鉄、日本最長路線誕生か!あざみ野から新百合ヶ丘延伸を横浜市、川崎市で調査再開

あざみ野-新百合ヶ丘、地下鉄延伸を再び試算へ : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) どうやら、改めて試算、延伸に本腰が入るようですね。 これが実現すると、地下鉄路線別営業距離で全国二番だったブルーライン(40.4キロ)が、都営大江戸線(40.7キロ)…

【海洋】海底水路測量はどこまで進んでいるのか。海上保安庁が海底地図をハイペースで配布している

伊勢志摩サミットの成果が話題に。 sp.yomiuri.co.jp いい話なんですが、今までの海底地図は、大正時代に縄で行った調査の結果だったというのはかなり意外です。 地上の測量では、明治時代に作られた公図が未だに使われているケースがあるとは聞いたことがあ…

【書評】新書なのに重い、濃い、地下鉄よりも大深度地下よりも深い愛しか感じない『地図と愉しむ東京歴史散歩 地下の秘密篇』

実際カラー版だという理由もあるでしょう。しかし、なんというか、よくもまーここまで綺麗に詳細にまとめられたなというのが率直な感想です。 竹内さん、執筆にどんだけ時間かけたんでしょう。940円は安い。 カラーということもあり、全体的に美しくリアリテ…

【酒】日本酒三大生産地、灘も伏見も作りっぱなしで飲みません。越後は結構飲みます。<成人一人当たり日本酒消費量のはなし>

地理が密接に日本酒の生産量に影響しているとのこと。 toyokeizai.net 大きなマーケット、江戸、越後(日本海側最大都市だった)、京都、大阪へのアクセスが生産量増大に大きく寄与していた、という分析はまことその通りでしょう。 生産側の統計ではそのよう…

【痕跡】目黒元競馬場の競馬場感を体験してきた

東京の競馬場といえば、府中の東京競馬場か、大井競馬場ですね。ところが、昭和初期まで、あの目黒にもあったのです。その遺構が意外な形で残っています。 競馬場はどこに 目黒通りと山手通りの交差点、大鳥神社や目黒不動尊のあるエリア。中目黒駅からであ…

【書評】『地図マニア 空想の旅』地図の神様が描く、イメージトリップの世界。

www.sankei.com いい時代になりました。全国紙の書評欄で、今尾先生の本が紹介されるなんて。 地図イベントのトイレ(小)で、偶然隣りあいましたが、最初は全く気付きませんでした。地形図のような色合いとでもいうか、自然な雰囲気のかたですよね。尊敬を…

【書評】『会議でスマートに見せる100の方法』(早川書房)本当に使えるのは10個ほどだった件(笑)

電車内にもかかわらず久々に、同僚と声を出して笑いました。オフィス、会議あるあるの宝庫。皮肉がめいいっぱい詰め込まれた面白い本です。 会議でスマートに見せる100の方法 作者: サラクーパー,Sarah Cooper,ビジネスあるある研究会 出版社/メーカー: 早川…

【書評】”佐藤優”という一種の”ビタミンサプリ”

お節とお屠蘇と佐藤優 とてつもないペースで作品を発表し、なぜか年末年始になると、異様なほどに読みたくなるのが、佐藤優さんの作品です。 大国の掟―「歴史×地理」で解きほぐす (NHK出版新書 502) 作者: 佐藤優 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2016/11/…