地理本ジャーナル

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【訪問記】青春18きっぷで山梨ワインだらけの日帰り旅行に出かけた(上編)

こんばんは。じょんじです。ホリデー快速ビューやまなしで、塩山、甲府に日帰りで行ってきました。何回かに分けて旅行記をお伝えします。

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2017年3月18日。9:02新宿発のホリデー快速ビューやまなし

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天気はすこぶるよい。雲一つない快晴。行楽日より事前の情報収集では、乗車率が高い、指定席券を買った方がよいとのことだったが、がらがらである。新宿発の3月は指定席が必要ない。肝に銘じておこう。

学生の客は、指定席には見当たらない。おかげと言ってはなんだが、甲斐路のイメージどおり、しっとりした雰囲気の中を、列車は八王子、高尾とすぎていく。

乗客は、おのおの好きな時間をすごす。スマホを眺める人、書き物をする人。やわらかい日差しが差し込んでいる。

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大月から先は、中央道が併走している。3連休の頭だからだろう、ひどく渋滞しているようだ。

特急ではなく快速であるために、車内の施設も最低限。ボックスシートだがリクライニングの機能はない。空調もいまひとつでやや寒い。しかし酒がのめる。渋滞もない。素朴な中央本線の空間にひたる。

甲府小淵沢まで行くつもりでいたが、ワイナリー見学が確実にできそうな塩山でおりることにした。時間は11時前。

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駅前に小民家風のほうとう屋さん、しかもワインが飲めそうだったことも決め手だった。

駅からタクシーでワイナリーへむかう。

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ワイナリーは、キッコーマン傘下のマンズワイン。山梨では最大級の規模を誇るようだ。すでに見学ツアーははじまっていたが、前半はビデオ上演だったので途中から合流することができた。我々以外の参加者は男性の一団3名。40〜50代。会社の同僚といったところか。

www.mannswine-shop.com

ビデオは、甲州がなぜワインの生産に適しているか、このワイナリーが常識破りの大きなタンクをつかった画期的なところだという内容だ。ナショナルブランドメーカーなので期待していなかったが、やわらかい動画で結構引き込まれた。f:id:jonjis:20170318230142j:image

ビデオは10分、社員の説明もおよそ15分。その後試飲、販売コーナーへと通される。シーズンではないためか、説明は通り一遍の内容だった。

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 (続く)