地理本ジャーナル

地理、鉄道、道路、地形、山、たまに政治経済。の周辺をとにかく紹介していくブログです。

東南アジア

【書評の書評】頑張れナカジマ!とおじさんが応援したくなる感情移入の本【フィリピン嬢の社会学】の書評 『フィリピンパブ嬢はどう暮らしているのか 学問を踏み越えて、愛する人とともに』(首藤 淳哉・東洋経済)

以前に書いたこちらのエントリーのPVが少し上がったので、なぜだろうと考えていました。 jonjis.hateblo.jp どうやら、この東洋経済の書評記事が出たからかも知れません。 toyokeizai.net こちらの記事は、本文からの引用もかなりあり、本書の概要を知るには…

【書評】新書で味わえる隣の文化人類学『フィリピンパブ嬢の社会学』(中島弘象)

フィリピンパブ嬢の社会学 (新潮新書) 作者: 中島弘象 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/02/16 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 題名に偽りあり!社会学じゃない、渾身のルポである 社会学そのものも定義は曖昧ですが、間違っても「社会科学…

【書評】サクっと3時間、もう一周読んで4.5時間で深まる『入門 東南アジア近現代史』

入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書) 作者: 岩崎育夫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る ざっくり500年を300ページに閉じ込めた 「多様性の中の統一」が本書のキーワード。言語も違う、宗…